その他

連年贈与について

投稿日:

相続税の節税方法についてご相談を受けたとき、 ふと思ったことがあります。 贈与税の基礎控除110万円を利用し、毎年110万円前後を息子さんに贈与する っというのはよくある相続税節税方法ですが、 「平成25年から平成30年の5年間で、毎年110万円を贈与する」 という贈与契約書を作った場合どうなるでしょうか? どうせ毎年110万円の贈与契約書を作るくらいなら、まとめてやってしまおうという方法です。 これなら貰う側も将来5年間贈与が受けられ、安心!! しかし、この方法は絶対にやってはいけません。 このような契約書を作ってしまった場合、初年度に贈与税がかかってしまうのです。 (上記の例であれば、平成25年に贈与税が生じます) なぜならば、「何年間かにわたり贈与します」というのは、有期定期金というものになるためです。 上記の例でいうと、平成25年に約550万円の贈与があったものとされてしまいます。 (実際には、複利年金現価率というもので割り返し計算を行いますので、550万円よりは少なくなります。) したがって、毎年贈与することが決まっていても、 あらかじめ上記のような贈与契約書は作ってはいけません。 毎年忘れずに贈与した上で、贈与契約書を作成しましょう。 久しぶりにまじめな記事を書いた気がします。

-その他

執筆者:

関連記事

no image

通達と法律

最近、とある税務の勉強会に参加しています。 そこでこんなことを言われるのです。 「通達は法律じゃないから従う必要はないんだ!!」 通達というのは、税務署のル-ルです。 どこの税務署でも同じ判断をするよ …

no image

骨牌税

ところで、そのマ-ジャン店の店長からこんなことを聞かれました。 「マ-ジャンって税金かかるんでしょ?」 んっ?マ-ジャンに税金? 普通に事業としてやるのであれば所得税がかかりますけど、 マ-ジャンにつ …

no image

医療費控除

ところで、メガネや松葉杖などの生活補助器具は 「医療費控除の対象とならない」というのは聞いたことありませんか? もちろん、今年話題になったトクホ(特定保健用食品)のコ-ラも 医療費控除の対象にはなりま …

no image

配偶者控除

昨日、友人からこんな質問がありました。 「母を扶養ににしたいのだけれども、年金受給額がいくらまでの人なら扶養に入れられる?」 プライベ-トでこういった質問を受けたことがなかったので驚きました。 所得税 …

no image

会社設立

会社設立をとても安い報酬でやっている税理士事務所があるというお話がありました。 気になって、その税理士事務所のHPを検索してみたのですが、 なんと大手の税理士法人ではないですか・・・ ついに大手が「会 …

スポンサーリンク




プロフィール

~プロフィール~

サイト管理人のゼンと申します。

現役税理士が税務情報や株式投資についてお話します。

役立つ記事があれば参考にしてください。

詳細プロフィールはこちら
 

~更新記事一覧~

2018年11月  ▲ 20,391円

2018年12月  +183,832円

2018年 年間収支+163,441円

 

2019年 1月  + 21,128円

2019年 2月  ▲255,290円

2019年 3月  + 58,471円

2019年 4月  ▲110,793円

2019年 5月  ▲ 69,713円

2019年 6月  +115,127円

2019年 7月  +192,802円

2019年 8月  ▲ 172,115円

2019年 9月  +415,766円

2019年 年間収支+195,383円

 

生涯収支     +358,824円