1.ゼンの喫煙歴
「タバコを止める方法があれば何でもいいから教えてくれ!」
喫煙者のうち約8割が「止めれるなら止めたい」と思っている。
ゼンもその一人である。
若い頃から吸い始め、学生時代もいつもタバコと一緒だった。
出かける前に一服、仕事の前に一服、食前・食後に一服・・・。
何をするにしろ合間合間にタバコを吸うのが習慣となっていた。
しかし、今や喫煙できる場所と喫煙できない場所の面積は逆転した。
電車のホームはもちろん、会社でも全面禁煙化しているのが現状である。
そして、路上喫煙すれば非喫煙者の人から害虫を見るような目で睨まれる。
自宅であってもマンションによってはベランダでの喫煙が禁止されていたり、キッチンの換気扇ですら喫煙が禁止されていることもあるそうだ。
つまり、喫煙者が自由に吸える場所はどんどん減っているのである。
さらに、ゼンの妻はタバコが大嫌いである。
ゼンに対してタバコを止めることを何度も要求した。
ゼンは「結婚したら止める」、「子供ができたら止める」、「仕事が軌道に乗ったら止める」などなど、様々なタイミングで禁煙にチャレンジする。
しかし、ほとんどの禁煙は長くて1ヶ月、早いときは1日で挫折してきた。
そんなゼンが2019年1月1日より禁煙を始めたところ同年7月26日までの約7ヶ月弱の禁煙に成功したのである。
その方法が「ボロ株禁煙法」である。
2.ボロ株禁煙法とは
ボロ株禁煙法とは、禁煙が続いた日数に応じてボロ株(低位株)を購入していくという禁煙法です。
禁煙が続いた日数に応じて本来払うこととなるタバコ代を貯金していく、ということはやったことのある人もいると思います。
ボロ株禁煙法は現金として貯金するのではなく、その貯金でボロ株を購入していきます。
ボロ株(低位株)とは1株あたりの購入単価が低い株です。
現金で貯金した場合にはどんなに待っても貯金した金額は変わりません。
しかし、そのお金で株式を買った場合には、もしかしたら値上がりする可能性もあります。
(※もちろん、値下がりする可能性もあります)
また、株式にすることにより配当や株主優待などを受けることもできます。
ただし、株式は一般的に100株単位で売買されており、1株500円以上となるのが一般的です。
つまり、50,000円くらい貯めないと株式は買えないこととなります。
また、1株単位で売買することのできる「ミニ株」という制度もありますが、手数料がかかることからあまりお得ではありません。
そこで目を付けたのがボロ株(低位株)です。
この記事を執筆した2019年7月29日では1株7円の銘柄がありました。
つまり、100株でも700円です。
したがって、2日禁煙すれば約1,000円を購入資金に充てることができ、この700円の株を購入しても300円もおつりがくるわけです。
この様に禁煙した日数に応じて低位株を購入することにより、貯金するだけでは得られないワクワク感を得ることができます。
2019年1月1日からこのボロ株禁煙法を買ったつもりになって損益計算したことにより、約7ヶ月の禁煙を達成しました。
しかし、妻とケンカしたことにより7月26日に喫煙してしまったため、禁煙記録はストップしてしまいました。
そして、2019年7月28日より再度禁煙生活をスタートすることとなり、今度はシュミレーションではなく実際に購入することとしました。
3.禁煙記録について
新しい銘柄を購入する度に購入した銘柄や、その時点での損益を記事にしますのでお楽しみに!